サロン経営はスタッフの教育と働きやすさを考えて
■サロンのスタッフの教育についての悩み
美容室、ネイルサロン、エステサロンなどで、スタッフのことで悩むオーナーは少なくありません。顧客を増やして店の売り上げを上げていくためにはスタッフの笑顔は欠かせません。
はじめにきちんと教育を受けて、お客様と笑顔で接し、技術も高めていこうと頑張っていても時間がたつとモチベーションが下がってしまい、顧客数も伸び悩み、本人もやめたいということになってくるのです。
その原因はどこにあるのでしょうか。「立ち仕事で疲れる」「仕事に見合った給料がもらえない」などの理由もあるでしょうが、職場の雰囲気や他のスタッフたち、オーナーなどとうまくコミュニケーションがとれていないということも原因になるのではないでしょうか。
またオーナーの教育の仕方が本人にあっていなくて モチベーションが下がってやる気をなくしてきたということもあるでしょう。ではオーナーはどのように指導、教育をし、付き合い方をどのようにすればスタッフのモチベーションが上がって仕事にやる気を持ってくれるのでしょうか。
■年代が違う人にはかける言葉に気をつけ自発的に成長できる様にするのが重要
美容関係、癒し関係のサロンでは、髪をカットしたり、マッサージをしたり、化粧をしたりして何らかの施術をするにあたって技能が必要になってきます。また知識もしっかり身に付けてお客様に自信を持って話すことができないといけません。またお客様に対する言葉がけや表情は丁寧で、柔らかいものでないといけません。
だから知識、技能、人間性の3つの面を育成していく必要があるのです。スタッフの教育はオーナーが自ら行うこともあれば、研修の専門機関で行われることもあります。しかし常に接するのはオーナーです。なにか注意をするにしてもオーナーの言葉がけの仕方ひとつでスタッフのモチベーションが上がったり下がったりするものです。
頭ごなしに注意するのではなく、自ら「頑張ろう」「気を付けてみよう」と思えるような言葉がけも大切なことです。スタッフが笑顔で仕事をすると売り上げアップにつながります。