良い人員を減らすエステは価格競争にハマりがち

良い人員を減らすエステは価格競争にハマりがち

■エステ店間における価格競争の悩み


今どこにでもエステサロンはあります。特に都市部では至る所に存在し、飽和状態になっています。メニューは大体どこのエステサロンも同じようなものが多く、既にお客さんに認知されているメニューだけでは新規顧客を集客するのが難しいです。

また、集客に広告費がかかる割にリピーターや固定客に結びつく割合が低いという現状があります。そして何より価格競争になっているのが一番の問題です。

どうしても似たようなメニューなので、他で差をつけようとすると、価格で勝負するしかなくなっているのです。しかし、この低価格競争は問題点があります。

それは人員の問題です。価格をギリギリにしているので、余裕を持った人員配置などできる状態ではなく、少ないスタッフでシフトを組まなくてはいけません。休日出勤やサービス残業が負担になり、離職率が増え、さらに人員が不足する事態になっています。経験豊富なスタッフが辞めていってしまい、技術力が低下し、結果集客率が低下していってしまいます。

■容易に価格を下げるのは危険!価格を下げるのでは無くクオリティの追求を


容易に価格を下げることは非常に危険です。エステサロンはスタッフの技術があってこそです。まずはスタッフの離職率を下げることが必要です。慢性的な人不足を解消し、十分な休暇と給料を提供し、ずっと店に居てもらうようにします。

居心地の良い職場環境を整えることが第一です。長年勤めることによってスタッフの技術力は上がり、提供出来るサービスのクオリティも高くなります。スタッフには気持ちの余裕が生まれていて、それはお客さんにも伝わり、居心地の良い空間を提供出来るはずです。

今は口コミの時代です。訪れたお客さんは、サービスの質と技術力でまた来ようという気になります。そして口コミで広がり、新規顧客も増えます。価格競争よりもクオリティが大切です。多少価格が高くてもそれを上回る価値があればお客さんは増えるはずです。

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